2009年08月19日
ドア近くの寝床を割り当てられた我々はトイレに起きる同室の方々の開け閉め音に悩まされつつもようやくウトウト・・(-_-)zzz
ほんのひと眠りもしたかなと思う深夜の2時ごろ、
周りでガサガサ・ゴソゴゾ・カチャカチャと何やらうるさくて目が覚めました・・・
早発ちして山頂でご来光を見ようって人たちが支度してるんですね
無視して寝ようと思うんですが、そのうちまた出入りする音がうるさくて
結局、早発ち組が出払ってしまうまでムリでした・・
そして5時にはもう朝食のアナウンスがスピーカーから高らかに宣言されましたww
実はその前にもう興奮で4時半頃から眠れなくて、外で日の出でも見ようと思って待機してたんですよね(^^ゞ

この場所ならではの日の出シーン
鹿島槍ヶ岳のバックから登ってきます\(^o^)/
今日もいい天気だ・いよいよ山頂目指して(=゜∀゜)がんばるぞ!
って頬をパンパンしてリキが入りますww
なぜか朝食の席も夕べと同じ席に座ってしまうもんですね~ww
しっかりと食べたら、いそいそと準備をします。
山小屋のいいところは来る時に担いで来た大きなリュックを
ここから山頂往復の間は小屋で預かってくれるので助かります
だから飲み物やカメラなどを収めた小リュック1つで出発、相方はフリーハンドww

6時に出発して30分程度登ったところ・・もう小屋があんなに小さく見えます
いきなりのキツイ斜面に体が慣れるまで2人とも息が上がります(|||´Д`)=3
空気も薄いし・・
・・なんかBGMにジュラシックパークのサブテーマでも聞きたい景色ですね

一服剱と呼ばれる小ピークに出ました
ここから武蔵のコルへいったん降りて正面に見える前衛峰・前剱のピークへと歩を進めます。
だんだん痩せ尾根になってきてヤバイ感じがするんだけど・・よく見たらたくさんの人たちが登っています
考えてみたら我々が泊まってた小屋の人たちだけじゃなくって
対岸にあった剱沢の小屋の人たち、それからテン泊してた人たちもほぼ全員この剱岳を目指してるんでした~^_^;

雷鳥坂のような優しい地形のところでは見かけなかったトリカブトの青い花
根に強い毒性を持つことでよく知られてますよね・・なぜかこんな嶮しい地形のところでよく見かけられました(゜o゜)

いよいよ前剱へのガレ場急斜面に差し掛かりました
岩に掴まって登る相方です、なかなか高度感があるスリリングなショットになりましたww

ルートの横には、すぐこんな深い谷がバックリ口を開けて迫っています(*_*;
遥か下に流れているのは早月川源流の立山川
登り始めたお日様に炙られてこの急登は実につらかったです(>_<)
そしてやっとのことで前剱のピークに立ったら・・・

ようやく山頂が姿を現しました(゜o゜)す・すごいー!!
山頂への道はこんな具合でギサギサになってる稜線を何度も上り下りを繰り返してゆくことになります
山頂左の垂直に切り立った壁面がどうやら核心部のタテバイのようですねぇ(*_*;
じゃ途中は省略して一気に核心部へハナシを進めますねww

いよいよ相方が今 カニのタテバイに取り付きました
しっかりとクサリに掴まって足場を確認しながら慎重に登っております
おぉ! 慣れてきたのかクサリは片手に、もう片方は岩を掴んで登り始めたました(*_*;

ひょいひょいと登っていって・・・おっと! こっちを向いたぁ
ピースサインだぁ~・・・余裕を見せておりますwww
もしかしたら先祖は、くの一だったのかぁ?
てなわけで意外にあっけなく登りきれてしまったんですが・・・
実はこの我々の番がくるまで散々待たされまして^_^;
ここはやはりルート中いちばんの難所とあって直前で大渋滞が起きてしまい、予定よりも30分ほど遅れてしまってます(>_<)

イチバンの山場を乗り越えたら、あとはまたガレ場ですが傾斜は緩いです
もう山頂の一角に出たという感じがします^_^
ついに・ついに・ついに!!(T_T)
今、憧れの山頂におります!!
小屋から4時間、この登山道をつけてくれた方々に心から感謝します!!
さすがは剱、これまでのどの登山道より嶮しくスリリングな道でした
ここへ来るのにどれだけの書籍やHPを見て研究したことやら
けどやはり百聞は一見で現場に身を置いてみてなんぼのモンですねww
快心の、一生の思い出に残る登山でした\(^o^)/
ではここからの眺めをご紹介しまーす

まず正面には剱沢、その後ろに別山・立山・浄土山・薬師岳
そのバックには槍ヶ岳・穂高連山・笠ヶ岳
北アルプスのスターたちがこの一枚にバッチリ収まっておられますww
そして周辺にはこの剱岳を望見するためにこれまで私が登った数々の山々が逆にこちらから眺められて・・
そのヤマが目に止まるたびにその時の登山が思い出されます(^^♪

点の記・発見~!!
三等三角点なんですが至近の立山に一等が据えられてるから仕方ないですね^_^;
ここに測量器具を立てて地図が作成されたんですねぇ・・・
この三角点が強風などでズレてしまってはエライことになるんで土台に大きな岩を埋め、それに穴を穿ってこの角柱を立ててあります
その土台の岩(石)を磐石といいます
安泰で揺るがない例えとしてよく使われる言葉ですよね
いつまでもここで眺めていたかったんですけど、帰りのバス時間があるのでゆっくりと下山して行くことにします
渋滞解消のため下山は登りとは異なるコースを設定してあります
そのいきなりの難所

某大学山岳部の子が先行しています
目も眩みそうなハシゴでの下降(*_*; でも下山のせいかサクサクとみんな降りて行きますw
さらに下山のクライマックス・ヨコバイへと続きます

ここはぜったい下を見ちゃダメ!!
見たらそのとたんにクサリにしがみついて動けなくなってしまうので^_^;
岩の出っ張りの色が同化してて私が宙に浮いてるように見えなくもないですww
やっぱりここでもヘッピリ腰~(^^ゞ

遠くなる山頂
ありがとう剱岳!! 地元登山家がこの山を著した本のタイトルが「渾身の山」というんですがまさにその通りでした
さてさて くだりでもクサリ場では渋滞が発生して小屋まで戻るのに登りと同じくらい時間がかかってしまいました(>_<)
小屋へ着いて荷物を整理し、また大きいザックを担いで降り始めたんですが往復7時間に及ぶ登山でかなりクタクタ(/_ ;)
それに別山乗越まで1時間半の登り返しになります(>_<)
2人とも剱御前小屋まで戻ってきたころにはネを上げそうなほど疲れて、しばらく腰が上がりません・・・
ここで温かいカップしるこを食べたら 甘くておいしいぃぃ(^^♪
この時点で時間は午後3時30分
これから雷鳥坂をくだるのに2時間・・そこからターミナルへ登り返すのに30分・・最終バスが5時50分・・・間に合わない!!( ̄□ ̄;)ガビ-ン
クサリ場での渋滞がここへきて響いてきました(-_-;)
悔やんでても仕方がない、もう一泊!! 即決して下にある雷鳥沢ヒュッテに携帯で連絡を入れて予約OK!
坂を降りきってヒュッテに着いたらちょうど晩飯の時間に滑り込みでしたww
その晩は硫黄泉の白濁した露天風呂でたっぷり疲れを癒して・・
風呂上りに外の東屋から空を見上げたら今度こそ満点の星空を眺められました(^_-)-☆
タバコもここでしか吸えないんですよね(^^ゞ
さすがにその夜は朝までノンストップ爆睡して朝6時の朝食アナウンスで目が覚めました\(^o^)/
さっさと朝食を摂って、そそくさと室堂のターミナルまで戻り
7時20分発の一番バスに乗って山を降りて9時半の店のオープンには間に合ったという次第でございます^_^;
夏場はやはり人気の山に集中しますね・・しかも「点の記」の話題もあって
その映画上映の年に登れた分さらに思い出に残る山行になりました(* ̄▽ ̄*)/^